2014年8月26日火曜日

身をもって

こんにちは。

先日、久しぶりに肉離れをしてしまいました・・・。。
息子のサッカーチームの練習に参加して・・・。

部位は右ふくらはぎです。
アドバイスする立場の人間が・・・。情けない限りです。

と、ネガティブになっても仕方ないので・・・。
そして、2日後には国体合宿が控えており
できる限りの処置を行いました。

今回効果を実感したは、アスリートミニ(伊藤超短波)です。


これは、マイクロカレント(微弱電流)の電気を患部に流して
損傷した筋組織の治癒を促進する効果があるというもの。
これの利点は、微弱な電流なので、寝ている間も付けたまま
治療を継続出来る事。疲労回復にも効果があります。


普段から選手に、「洋服やおしゃれも大切だけど、競技をやる上で自分の体に
お金かける事は大切な事!怪我の予防のためにも、アスリートミニを買った方が
いいよ!」と薦めていました。
今回自分が効果を実感して、アスリートミニへの信頼度が増しました!

今後、治療院でも急性期の患者さんに貸出用のアスリートミニを購入したいと
思います。

そして、受傷した日に悩んでいたことは、鍼治療をやるか?やらないか?
肉離れをした場合、受傷して2・3日してから鍼を打った方が効果が出やすく
受傷した日に、痛めた患部に鍼を打つことは炎症を広げる危険性もあります。

しかし、今回は自分の体!
さっそく実験です!

肉離れをすると、内出血・腫脹によって、筋の内圧が上がります。
今回は鍼で患部を「ズキッン」と響かせる治療では無く、パンパンになった
風船の空気を抜くイメージで、鍼を打ちました。
また、鍼を打つと血管が拡張するので、血流も良くなります。
内圧を下げる効果と、腫れを周りに逃がす効果を狙ってみました。

鍼を打ってしばらくすると、ズキズキとうずく痛みが軽減し
物につかまらないと立てなかったのが、自分で立てるようになりました!
恐るべし。鍼の効果です。

2日後、だいぶ内出血が下に降りてきました。


受傷翌日の治療院業務は、足を引きずりながらの施術となり
患者さんから、帰り際に「お大事にに下さい!」という
お言葉を頂く事に・・・。(汗)

国体合宿は、無事にサポートする事ができ、
期間中大きな怪我人なく終了しました!
選手には、「俺が皆の怪我をすべて受けとめたから」と
冗談を言いながら・・・。


今回、自分が怪我をして得をした事。
・怪我をした方の痛み・つらさ・気持ちが分かった事。
・新しい治療方法のヒントをもらった事。

そして、怪我予防の為のケア・コンディショニングの重要性を改めて
自分で再確認した事。
説得力が無くなるので、今後は気をつけたいと思います(笑)

現在は問題無く、日常生活を送っております。
ご心配をお掛けした皆様お騒がせしました!